リップロール

今回は歌を練習したことがある方なら多くの方がご存じの「リップロール」について解説します。

といった内容になります。

リップロールとは

リップロールは初心者の方もボイトレの動画等でご存じの方も多いと思われます。

YouTubeの普及で市民権を得たこのリップロールは、超有名なプロのボーカリストの方々の多くが取り入れているトレーニングです。

リップロールを知らない方に簡単に説明しますと、唇を閉じたまま息を吐くと「ブルルルッ」となるアレがリップロールの正体です。

リップロールができない場合

どうしてもできない場合は口角を指で上げて唇を尖らせます「ウ」の形にしてもOK。

それで息を吐けばブルルっとなってくれるはずです。

どうしてもできない場合は無理にこだわることはせず別のトレーニングをしましょう。

おススメの演習方法はこちら

(ストロートレ等)

リップロールの効果

リップロールの効果は大きく三つの効果が期待できます

御覧の通り初心者の方にうってつけのトレーニングですね。

しかし後述しますが中・上級者の方は要注意。

ちょっとしたデメリットもありますので要チェックです。

ウォーミングアップ効果

読んで字の如くウォーミングアップに最適です。

リップロールで低い音から高い音まで行ったり来たり。

カラオケやライブ前にリップロールで歌うだけでも脱力の感覚を掴みやすくなり、声が軽くなったように感じるはずです。(声が軽くなることは必ずしも良いことではありません。)

脱力の習得

歌にとって力みは大敵。

リップロールはその力みからの解放の手助けとなります。

換声点の強化

換声点とは、端的に言えば地声と裏声の境目のことです。

この境目に違和感の無い人は総じて歌が上手いと言っても過言ではありません。

リップロールには意外な落とし穴も

ここまでで万能と思われたリップロールにもデメリットがあります。

症状は人によって様々ですが

・響きが弱くなる　

・声帯の鳴りが弱くなる

・倍音の少ない声になる

などが上げられ、歌に慣れた中上級者の方々が付き合い方を考えなければならない理由です

しかしデメリットと言っても、初心者のうちは声帯のコントロールガ出来ないので初心者の方にこのデメリットは適応されません。

ガンガンリップロールで練習しましょう。

デメリットもありますが

デメリットについて紹介しましたが、プロのアーティストもリップロールを使って練習をしています。

中上級者の方はリップロール「だけ」で練習するのではなく「グッグトレーニング」や「mamトレーニング」等効果的な練習は沢山あるので必要に応じてトレーニングをしていきましょう。